災害支援ナース育成研修(実務編)

平成29年11月10日、11日にOKBふれあい会館で行われた「災害支援ナース育成研修」に参加しました。

2日間に渡っての講義、派遣経験のある方からの実際の話、グループワークを行い、実際に派遣されたときのイメージがつき勉強になりました。

講義のなかで災害看護に求められることは、平時の看護実践、柔軟な発想、チームワーク、心身ともに健康であることと学びました。

災害時にあわてない様、普段の看護実践の中で準備していきたいと思います。

【講義内容】

・災害看護の実際についての講義

・惨事ストレスについての講義

・研修参加者の中で実際に経験された方からの実際の話

・2日間に渡ってのグループワーク

(グループワークの内容)

・災害支援ナース派遣の依頼がきました。あなたはどうしますか?

・災害支援ナースとして派遣されるにあたり必要な心構えは何?

・被災地で活動するために適した服装や持参物品は?

・被災地に行く道路のどれが通行可能か分からない。どうする?

・災害本部に着いたらまずなにをしますか?

・至急避難所スペースを振り分けなければなりません。どのようにスペースを振り分けますか?

・微熱、腹痛、下痢、嘔吐などの症状を訴えている高齢者への対応は?

・子供の赤ちゃん返り行動を心配する母親にどのように対処する?

・災害支援ナースとしての活動中に被災地の写真を撮影してもよい?

・動きたがらない、食事もとらない要配慮者への対応は?

・避難所では高齢者の食事に関してどのようなことに気をつけますか?

・トイレに行かないように水分摂取をひかえると出る症状は?

・派遣終了時、誰に、どのようなことをひきつぐか?

・避難所を去る際、被災地の住民にはどのようなタイミングでどのように伝えればよいか?

・帰還の際の連絡はどこにすればよいか?