在宅・施設でもできる頸部聴診法

7月8日に名古屋国際会議場で行われた「在宅・施設でもできる頸部聴診法 聴診器と手と目で行う嚥下評価」に参加しました。

1.嚥下評価に何が必要なのか?

2.体験実習で学ぶ嚥下の解剖とメカニズム

3.頸部聴診法をマスターしよう

4、3大スクリーニングテストと応用と連動

5.嚥下評価の実際

上記5つについて、実際に体験しながら学んだ。

VF画像を見ながら説明、聴診音の正常音・異常音の違いを聞いた後に実際に行うことによって、その違いを知ることができた。
がしかし、実習では意識的に異常音を作り出した状態で行ったため、実際の入居者さまに対して実施した場合その区別をつけることができるかというと難しいと思われた。

反対に、舌背・口蓋・咽頭後壁の付着で舌の機能低下などを視覚的に確認できるヨーグルトや、食塊形成から嚥下までの咀嚼回数・時間を見るのに有効であるという話を聞いて、この方法ならば、実践できるのではないかと考えられる。

安心・安全の食事をしていただけるよう、一人ひとりの嚥下状態を把握して、より良い食生活にできるよう努めていきたい。