大垣歯科医師会多職種連携福祉講演会
歯科衛生士 廣瀬 絵里佳
今回参加した講演の内容は医科歯科連携の話しが主でした。周術期口腔管理との事で施設歯科衛生士として直接的な強い関わりはありませんが、地域の中核病院である大垣市民病院での取り組みを聞く事ができました。
医科と歯科の話を、施設内に置き換え自分自身の行っている介護職と歯科衛生士の連携も規模は違いますが同じ壁が存在していると感じました。多職種との繋がりも双方の一方通行での情報のやりとりのみでは真の連携とは言えないと改めて思いました。チーム化が大切との事で同じ目標・目的を持つこと皆がそれを理解する事を今後実施しなくてはと強く感じました。
本題の口腔衛生管理については、口腔内細菌がいかいに全身へ影響しているかを多職種へ理解してもらう事が大きな課題であり、自分のフィールドで当たり前の事も立場が違えば理解しづらい事も考慮しなければいけない事を痛感しました。
また、顎骨壊死等が起こり得るBP製剤を服用している入居者の方も数名いる為、歯科治療時の情報提供も適切に行っていきたいと思います。
今後も、施設歯科衛生士として口腔衛生管理をするとともに、全身のQOLの向上を目指し他職種連携がしっかりと実施できるよう活動していきます。