中堅介護職員研修 第6回目

新館一階 大口幸太

 

10月13日、特別養護老人ホーム優悠邑和合にて「中堅介護職員育成研修」の全11回の第6回目がありました。第6回目のカリキュラムは「教育技法」で内容は「実践力を高める教育研修の立案、実施、教育技法を学ぶ」に参加さして頂きました。

教育技法とは目的を達成するための方法である。教育技法は様々な方法がありますが、今回は「討議法」について教えて頂きました。「討議法」とは同じ職種同士で話し合いを行う方法で、その中には「一般討議法」と「集団討議法」の2種類ある。「一般討議法」には、特にルールは設けず自由に意見を交わせながら、知識や情報を提供していく「自由討議法」と、司会者が参加者から意見を求めながら予定していた結論へと導いていく「定型討議法」がある。「集団討議法」には、興味、関心が高い方や、一定の知識やケ経験のあるパネル・メンバを選定した上で、司会者の下、自由に討議を行う技法を「パネル討議法」と、特定のテーマについて、専門家や学識者などがそれぞれの立場から、意見や考えを発表していく「シンポジウム」があることを学びました。

OJT(on-the-job training)とは、職場の上司や先輩が、部下や後輩に対し具体的な仕事を与えて、その仕事を通して、仕事に必要な知識・技術・技能・態度などを意図的・計画的・継続的に指導し、修得させることによって全体的な業務処理能力や力量を育成する活動である。OJTはチーム作りである。OJTを抜くことは、自分やチームにそのつけがはねかえることがなることを学びました。

今回のグループワークでは、上記のことを行うために必要なスキルである「プレゼンテーション力」を学ぶため、話しをしている方の話し方など観察し、伝わりやすい話し方や声の大きさなど話し合いをして発表をすることなどの体験を行いました。そのことで、「プレゼンテーション力」の難しさと、相手のことを考えて話すことの難しさを必要性を学ぶことができました。

次回の第7回目のカリキュラムは「教育技法の事例検討」で、内容は「教育研修について事例検討」です。