ハンドアロマリンパセラピスト教室
平成29年5月28日にハンドアロマリンパセラピスト資格取得のため、名古屋市中区栄のアロマリンパセラピスト養成教室「ローズミー」へ出張しました。
午前は、アロマテラピーとは精油を用いた自然療法。植物の香りやさまざまな働きの力を借りて、心や身体のトラブルを穏やかに回復し、健康増進に役立てていこうとする自然療法であることを具体的に学びました。
(アロマテラピーのメカニズム)
五感の中で唯一脳にダイレクトに伝わるのが「臭覚」で香りの分子をキャッチすると感情や本能をつかさどる「大脳辺緑系」や自律神経をつかさどる「視床下部」にその情報が伝わり、体温や睡眠、ホルモンの分泌、免疫機能などのバランスを整える。
(アロマテラピーの活用・効果)ハンドマッサージの効果
・鎮痛
・デトックス作用
・血行促進
・抗菌、抗ウイルス作用
・消化、食欲増進作用
・ホルモン調節作用
・去痰作用
ゆっくり優しくマッサージすることによって、心身の緊張がほぐれ、副交感神経が優位になる=リラックス=ストレス軽減
(リンパ節・リンパ管・リンパ液のしくみ)
動脈から外に出る(組織液)→組織液がリンパ管に回収される(リンパ液)→リンパ管が静脈に合流する→心臓→動脈を繰り返す
午後からは手掌部位の説明・上肢の骨・ツボの種類と効能の説明の後、実技を学びました。
軽擦法、強擦法、圧迫法、指圧法、運動法の手技を学びました。
指は面で使い、手だけでなく上体も使って密着させながら、ゆっくりとスムーズに行うと効果的。
ハンドマッサージを通して、肌と肌が触れ合い、血液循環が促されると脳の活性化につながる。
末期がんの患者に用いている病院もあり、ハンドタッチ(温もり、安心感、信頼感)が痛みの緩和や心のケアに効果があると研修で知り、やりがいを感じました。