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Sep 28, 2020

『半沢直樹』の最終回を見て

最初に感動したのは半沢直樹(堺雅人さん)奥さま『花』(上戸彩さん)が「銀行だけが仕事ではないよ。いっそやめちゃえば。仕事が見つかるまで私が働くから」には奥さんとしての懐の深さが凄いと思いましたが現実にそんな事があるのか・・・。

次に、半沢直樹が中野渡頭取(北大路欣也さん)のところへ辞表を胸に行った時に頭取の思いを聞いたところから大逆転の方向へと向かったのは「さすが最終回」と思いました。会議の席に頭取の代わりに半沢直樹が登場したのは「ありえへ~ん」。それに、白井大臣(江口のり子さん)の「失礼します」が実はその後に大切な話がされていた事が後からわかり、その時に半沢直樹の奥さんである『花』が白井大臣に贈ったリンドウの花を白井大臣がハンカチに包んであったのを取りだし、『花』が言った「花言葉は誠実です。」を思いだし白井大臣が涙したのをみて、大ドンデン返しの仕込みが垣間みえた気がしました。白井大臣が涙したあと、頭取、大和田、半沢を前にして毅然と「承知いたしました。私もやるべき事を果たします。私を支持して下さっている国民の為、この国の未来の為に」との言葉を聞いて今の現実はどうなのかと一瞬思いましたが菅総理は実直な方だからとも思っています。

頭取の代わりに会見に臨んだ半沢が「帝国航空に対する債券放棄の件、(ワン呼吸おいて)お断り申し上げます。」は予想をしていたものの「やったー」と思ったのは私だけではないと思います。

その後色々なやり取りがあり、白井大臣の長い台詞を述べられた時には目の前に自分の親分の前での発言には凄いエネルギーが必要だったと思います。世の中には、ままならない事は多くありますが、私の口癖の一つに『是は是、非は非』の魂がこもった発言で正に『肝が括った』もので、勧善懲悪がこのドラマの真骨頂だと改めて感じました。このドラマのもう一つのキーワードが「証拠を見せろ」だと思うのですが、最後にも往生際悪く幹事長は「証拠を出せ」に対して、ここでは大和田が活躍するのだからこのドラマは最後までわからないし、その裏で活躍するのがオールキャストなのも最終回ならではとも思いました。そして、白井大臣の意気込みをわかりやすく表していたのが、幹事長が大切にに育てていた松の盆栽の鉢を思いきり投げて壊されたのは覚悟のほどが理解しやすいものでした。

全てが暴露された時の箕部幹事長(榎本明さん)が土下座を強要した時は徹底的にさせていたのが、一瞬の土下座で逃げるように出ていき、一件落着。その後は中野渡頭取(北大路欣也さん)と平取になっている大和田(香川照之さん)が銀行の未来の為に辞職し、半沢直樹(堺雅人さん)が頭取になると言う結末で正直次回の『半沢直樹』につながるのかとちょっぴり不安です。

でも、島耕作のように(マニアックな話を持ち出してすみません。)『課長島耕作』から社長になり会長になるのもありますから・・・。最後に私が気にして特別出演の北大路欣也さんは素晴らしい幕を引いたし、半沢直樹の父親の話も出てきたし、「その青臭い正義を引っ提げて銀行を建て直してみろと言ってるんだ。正義を貫くには頭取になるしかない。逃げずにやれ。受けて立て。」「わかりました。受けて立ちましょう。だが今度こそ容赦しない。完膚なきまであなたを叩き潰す。」に対して香川さんは「上等だ。やれるもんならやってみな。あばよ」で、怖い顔からニヤリと笑って『終』の文字が。リピーターの皆さん。半沢直樹の場面を思い付くままに書いてしまったので理解しにくい面はお許し下さい。

半沢直樹と言う化け物のようなドラマについて私ごときが述べるものではなかったのですが、明日からは平生に戻って書く事にします。とは言っても新規事業の対応は頑張ったんですが。