認知症高齢者の看護実践に必要な知識研修
12月13日・14日に認知症高齢者の看護実践に必要な知識研修に参加しました。
上記のテーマの講義を受け、演習を行いました。内容は以下の8つです。
①認知症高齢者の医療の現状と国の取り組み
②認知症に関する原因疾患と病態・治療
③認知症高齢者の基本的なとらえ方
④認知症高齢者に有用な情報収集とケアの方法
⑤認知症高齢者の住宅移行に向けた情報共有と実態
⑥認知症高齢者に効果的な院内デイケアと入院中の安全確保の実際
⑦認知症高齢者に対する倫理的配慮と家族への意思決定支援
⑧身体拘束に対するとらえ方とケア創造への取り組み。
今回の私の研修目的は認知症高齢者に対する倫理的配慮はどうあったら良いのか。また、認知症高齢者とその家族への意思決定支援に看護師としてのかかわりを学ぶ為でした。
その目的に対して、今回の講義や演習を通じてヒントが得られました。研修後の私の認識は(日々のケアの中に様々な倫理的問題が存在している事を認識する事。ケア提供者が善い事と想いケアしている中にも苦痛が存在している事を認識する事。認知症という病気とともに生きる人を理解しつづける事。倫理的感受性を高める事。認知症ケアの倫理的な問題は、チームアプローチが重要である事。)でした。意思決定支援では概念図が示され、今後に活かせると実感出来ました。
認知症ケアに関する研修を通じてスキルアップしたより良いケアを看護師個人だけでなく、看護師間や多職種間で共有しチームとして実践していくよう努力していきます。