平成30年 中堅介護職員育成研修
中堅職員に求められるものは何か。今回の研修を通じていろいろと学ばせていただきました。結論としては、中堅職員は自分で現場の仕事が出来て、なおかつ後輩職員を育てる立場であるという事。そして、その後輩職員をどのように育てていくのかが問題であるという事です。
<後輩職員を育成するために>
・傾聴力・・・相手の話しを最後まで聞く事ができる力
・共感力・・・話しの内容に深く共鳴し、それを伝える力
・質問力・・・事柄ではなく、相手に的を得た質問ができる力
・表現力・・・言葉、表情、態度を使って表現する力
・スピーチ力・・・人前での自信と説得力を持って話す力
以上の事が必要だと言われました。入居者・利用者の方々と接する時と同じ様に接する事が必要だと感じました。
・本人の可能性を引き出す(伸ばす)
・目標を経て目的に達するという事を理解させる
・相手に気付きをもたらす・・・原因を見つけ解決する力を養う
・リーダーシップにより相手の心を動かす
・根拠をもって説明し、相手の気付きを促す
これらの事が重要だと感じました。しかし、これらを実践するためには自分自身が基本的な事がしっかり出来た上で、さらに人に教えるだけの技術や知識が必要になります。自分自身基本に立ち返り、もう一度勉強し直すくらいの気持ちで今後取り組んでいかなければならないと感じました。中堅職員として現場を引っ張り、後輩職員の育成ができなければ、結局は利用者様に迷惑が掛かってしまいます。そのことを忘れないようにしていかなければならないと思いました。
今後の取り組みとしては、まずは後輩職員の仕事に対する考えや、何か悩んでいる事が無いか等を、こちらから話しかけていくようにします。また、指示を出すだけではなく、フロアの問題点等を一緒に考えてもらうよう声をかけ、自分が必要だと感じてもらえるような環境を作っていきます。そうして、少しずつでも良いので信頼関係を築いていきたいと思います。