「新しい視点からの拘縮予防と褥瘡予防」研修会
2016年10月22日、名古屋国際会議場に於いて「新しい視点からの拘縮予防と褥瘡予防」研修会がありました。拘縮を悪化させない姿勢づくりの研修です。
優・悠・邑和合からは高橋看護部長が参加しました。
【研修会の概要】
今後現場で行える事は
①ギャジアップする場合はベッド上で十分頭側へ臥位移動すること
②ギャジアップ時 ベッドだけに頼らず、上部胸郭部位にはポジショニングパッドを用いること。
③頭部が後屈せず、あご引き姿勢になるよう、適切な枕を用いること。
④ベッドの足あげ機能について、合わない足あげ機能は使用しない。
⑤きちんと背抜きすること。
⑥エアマット上でもポジショニングを行うこと。
⑦拘縮者に股を開くためや膝を伸ばすために枕を挟んでいるが、骨折やさらには拘縮を助長するため、はさまない
⑧仰臥位のポジショニングのポイントは左右の肩と上前腸骨陵を「曲がり・ねじれ」のない四角形に整えること
⑨局所、局所にタオル等で支持を加えつつも、最終的には、全身に支持が分散されていること。⇒リラックスできる環境を提供する。日常の場面で分散の意識を持つことが重要である。
